7B│集中治療室(ICU)

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7B病棟(ICU)は、クリティカルケア看護を必要とする患者を受け入れています。この時期の治療及び看護がその患者の生命予後を決定するため、24時間絶え間ない観察を行い、微細な変化を察知し適切な対処を行う、そして危機状態にある患者・家族の心理を理解し、安寧を図るケアを行っています。

7B は、7B1(19床)・7B2(13床)の2つのユニットで構成されており、クリティカルケアが必要な患者は7B2、ハイケア患者は7B1で受け入れています。乳児から成人までの全診療科の患者が対象です。入室形態は、(1)予定手術後、(2)院内で集中ケアが必要となった患者、(3)高度救命救急センターや外来からの緊急入室を受け入れています。32床のベッドを高稼働・高回転させることで、病院経営にも貢献しています。

〔看護方式〕
モジュラーナーシングとパートナーシップ(東海式)のハイブリット

【7Bの動向】
〔病床数〕32床
〔スタッフ構成〕
看護スタッフ:83名(短時間勤務者4名)
急性・重症患者看護専門看護師 1名
集中ケア認定看護師 2名
皮膚排泄創傷ケア認定看護師1名
救急看護認定看護師1名
看護助手:4名(パート1名)

〔患者動向〕
病棟稼働率:92.3%
病棟回転率:3.19
平均在室日数:4.8日
年間手術件数:1,700件
消化器外科   380件
呼吸器外科   270件
心臓血管外科  529件
(2014年度末現在)

〔専門ケアチーム〕
7Bには、(1)呼吸ケア(RST)、(2)栄養サポート(NST)、(3)褥創ケアのチームがあります。医師・看護師・理学療法士(RST)・臨床工学技士(RST)・薬剤師(NST)・栄養士(NST)がチームを形成し、患者へ効果的な治療の提供がされるよう一丸となり関わっています。

とくにRSTは、一般病棟で人工呼吸器を装着している患者全てに対し週1回の回診を行い、院内における人工呼吸器管理に関する安全の確保、人工呼吸管理の知識・技術の向上に貢献しています。

〔専門・認定看護師の活動〕
急性期重症者支援過程学生実習指導
急性期重症者支援過程事例研究指導
東海大学健康科学部看護学科・東海大学医療技術短期大学看護学科・
神奈川県内の看護専門学校の講義