8B│救命救急科、総合内科

病棟は、救命救急科と総合内科を主な診療科とする47床の病棟です。救命センターの後方病棟の役割を担い、状態が安定した患者を月に約60件受け入れます。また、夜間・休日に1・2次救急患者の緊急入院を約100件受け入れています。分娩以外のすべての診療科が対象となり、患者の年齢は数か月の乳児から100歳を超える超高齢者と幅広いことが特徴です。看護師は、緊急に対応できる高いスキルを持ち、入院に不安を抱える患者が少しでも安心できるよう、精神的なサポートも行います。

総合内科は、原因不明の病状の方や、敗血症・肺炎など重症ケアが必要とされる方が多いことや、高齢で認知症が多いことが特徴の一つです。高齢者は、入院期間が長いと日常生活に介護が必要となり、自宅退院が困難となる場合もあります。そのため、看護師は入院時から退院後の生活を見据え、早期リハビリの介入や退院調整を行います。中には、リハビリテーションができる病院へ転院となるケースもあります。

8B病棟の看護師は、質の高い看護の提供を目指し「呼吸ケアチーム」「栄養サポートチーム」「退院支援チーム」「スキンケアチーム」の4つの専門ケアチーム活動を行なっています。多種多様な疾患と患者のニーズを的確に捉え、タイムリーに柔軟で適切な対応ができることを目標に、チーム活動に取り組んでいます。