12B2│血液造血幹細胞移植

DSZ_3831-12B病棟
ナースステーション
DSZ_3829-12B病棟
無菌室

12B2病棟は、血液造血幹細胞移植、化学療法を行う13床の移植病棟です。病棟全体は高性能フィルターにより清浄度を高くしています。この環境を維持するため厳重な入室手順の取り決めがなされています。

対象疾患は、白血病、再生不良性貧血、悪性リンパ腫、フアンコニ貧血、先天代謝異常、重症複合免疫不全などです。年齢層は小児から成人まで幅広く、特に小児患者は成長発達の重要な時期を過ごすことになるため、養育、教育の関わりも求められます。

治療は、同種骨髄移植や末梢血幹細胞移植、臍帯血移植を中心とした治療が行われます。移植前は超大量の化学療法と全身放射線照射など移植療法の効果を上げる処置を行います。患者の感染予防や有害事象発生予防に努める看護実践が求められます。そして移植治療へと進み、造血幹細胞を移植します。移植後の患者は、痛み、皮膚粘膜障害、消化器症状といった強い苦痛や、移植の成功に関する不安を持ちます。GVHD(急性移植片対宿主病)などの重篤な症状が発生することもあり、看護者は患者の身体的なケア及び精神的なケアを集中的に行います。移植治療は予後不良とされる疾患の治癒を目指す治療であり、患者や家族の期待も大きいためそのニーズへの対応が求められます。

骨髄バンクからの骨髄や臍帯血は、「善意の贈り物」です。医療スタッフは提供者にも思いを馳せながら、患者が病状回復できるよう愛の看護に取り組んでいます。

DSZ_3833-12B病棟